和船カスタム③ 塗装

迷人 

2020年09月30日 13:58

FRP補強が終わったので

塗装します。


先ずは船縁内側を塗って

次はデッキを塗ります。

その後

色違いの外板を塗ろうと思います。



この順番は

自分なりに考えてみた結果なんですけど

デッキを先に塗ると

デッキに作業場所や塗料置場が無くなるから

船縁内側を先に塗って

それからデッキの先端部分から塗り進めて

最後は船外から塗れる部分を残して塗らないと

乾くまで逃げ場がなくなると思ったので

この順番にします。



養生材


私は

養生材は

マスキングテープよりも

ビニールマスカーの方が使いやすくて好きだから

今回もビニールマスカーを

メインで使用する養生をします。


最初は

古い塗装をサンディングした

粗面にテープを貼るので

粘着力の強い

布テープ付きマスカーを使います。



キャビネットの養生には(ビニール短め)550mmマスカー






船体外周部は1100mmマスカーでマスキングしました。






そして

船縁内側を塗り


続けて

サンディングでスリップパターンが削れてしまった

デッキ部分は

デッキを塗りながら

硅砂(ケイシャ)5号をふりかけ

さらに珪砂の上から

FRPトップコートを塗って

デッキはノンスリップ施工にしました。




5kgのグレートップコートを購入して

船縁内側は1度塗り

デッキ部分は硅砂を挟み込むから実質2度塗り後

グレートップコートは300g程度の余りでした。














この日の最高気温は

27℃の予報

そして

曇天の予報だったので塗装を計画しました。


だけど

予報に反して

時折

太陽光が直接降り注ぎ始めてしまいました。


そういう自然状況で

FRPトップコートの硬化剤は1%を

デジタルはかりで計量して

塗装してみると30分くらいで塗料にダマが出来てしまうほど

乾いたので

硬化剤を0.7%に設定して塗り進めました。





1時間くらい休憩して

船縁内側が乾いてから

外周のガンネル下端にマスカーのテープを貼って

外板を塗ります。













船縁内側(グレー)塗装用の

布テープマスカーの糊(のり)が

(直射光と高い外気温との影響と思いますけど)ガンネルに残ったので

今度は布テープに比べて糊残りの少ないパイオランマスカーを貼ります。





























外板は2度塗りして

やっと船体塗装が

できました。












外板のネイビーブルー塗装の結果は

5kg購入したトップコートを

2度塗りして

残りは約1kgでした。




結果

塗料の量は

23fの和船のデッキ側に5kg

外板に4kgは必要ですね。



しかし

デッキのキャビン蓋とかも塗るなら

もう1kg欲しいところです。


硅砂を使用してのノンスリップ施工は

凄くグリップ効果のあるノンスリップ面が出来上がります。


女性や皮膚の弱い方は

硅砂練り込みノンスリップ仕上げ面に触ると擦り傷になるくらいだし

靴底の材種によってはノンスリップ面が勝ってしまうので

靴底が削れてしまいます。


そんな

ヤスリの様なサンドペーパー的な面を作る為に

砂を練り込むので普通の塗装面よりも

必要な塗料も増えると思って下さい。



塗料の量ギリギリでの作業は不安なので

購入は多めで1kg程度は余るくらいの

量を準備される事をオススメします。







デッキ側にグレー

外板側にネイビーブルーを塗った結果

ネイビーブルーはカチカチに乾いて

グレーは数日経っても触るとベタっとした感じが残りました。


外板は比較的日陰

デッキや船縁は比較的直射光に当たるからなのか?

プラ缶の縁に残った塗料も

ネイビーブルーは

パリッパリで

剥がれるけど

グレーは粘るし

手に付くし・・

同じ素材に違う色を混ぜると乾きの反応が変わるのかも知れませんけど

探求する間もなく

次の工程に進みます






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